誘導モーターを回転させるにはまず、それぞれ60°ずつ向きがずれたコイルに三相交流を流します。 電流が流れるコイルは磁場を作ります(コイルが電磁石になる)。 ここで、各コイルに流れる電流は周期の3分の1ずつタイミングがずれているので、作られる磁場も周期の3分の1ずつタイミングがずれます。 その結果、3つの磁場が合成された磁場は、回転する磁場になります。 そして、モーター(金属でできている)に回転する磁場が与えられると、アラゴの円板と同じ理由でモーターが回転するのです(以下に説明)。