周波数変換の仕組み

 前回説明したように、東京電力と中部電力の間では、周波数変換所によって周波数を変換して電力を融通しあっています。どのような仕組みで周波数を変換(60Hz50Hz)しているのでしょう。概略は以下の通りです。







 コンバーターというのは、交流を直流に変換(整流)する装置です。しかし、コンバーターでは交流の-側を+側に反転させるだけで、一定電圧の直流にすることはできません。
 そこで、次の平滑回路を使います。平滑回路は、直流の電圧を一定にする装置です。

 さらに、インバーターという直流を交流にする装置を使います。このとき、インバーターでは自由な周波数に変換することができます。

 このような順序で、周波数の変換が行われています。





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