イコライザー

 音叉や時報の音は正弦波と呼ばれ、きれいな波形をしています(純音とも言います)






 この正弦波を、高さ(周波数)の違うもの同士で重ね合わせると、次のように複雑な波形の音波に変わります。






 このように、たくさんの正弦波を重ね合わせることで、いろいろな形の音波を作り出すことができます。

 逆に、どんな複雑な波形をした音波も、必ずいくつかの正弦波に分解できることも分かっています。






 例えば音楽プレイヤーで曲を再生するとき、この仕組みを使って音を周波数帯ごとに分解することができます。






 このように分解したのち、例えば周波数の低い正弦波だけを強くすれば、より重低音が響く音に変換できます。
 このような仕組みで音を変換する音響機器を、イコライザーと言います。




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