釣鐘のうなり

 寺にある鐘をつくと、大きい音がした後に「ワオーン、ワオーン、…」という余韻が残ります。この音はどこから発生しているのでしょうか?

 実は、釣鐘をついたときに発生する音は1種類だけではありません。複数の音(複数の振動数の音)が発生します。
 振動数の異なる2種類以上の音が重なると、周期的に音の大小が繰り返されて聞こえます。これを音のうなりと言います。
 釣鐘をついたときに聞こえる「ワオーン、ワオーン、…」という音は、まさにこれです。いくつもの振動数の音が重なりあって、音の大小が周期的に繰り返されている。それが「ワオーン、ワオーン、…」なのです。




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