センター試験1日目終了時

 センター試験は2日間に渡って行われるので、1日目の試験が終了した時点で気持ちをどう整理し、翌日にどうつなげるかが非常に重要です。その心構えについてあらかじめ説明しておきますので、実際に1日目が終了したときに思い出してください(もしくは読み返してみてください)

 まず、最も重要なのは1日目が終了しても自己採点しないことです。理由は簡単で、自己採点してプラスになることは1つもなく、逆にマイナスになる可能性が非常に大きいからです。
 センター本番で思い通りに得点することは容易ではありません。1日目は特に緊張もしますし、思わぬミスをしてしまっているかもしれません。だから、試験当日まで1点でも多く取れるように努力するのですが、いざ終了してしまったらもうどうしようもありません。すでに終わった試験についていくら反省しようが、後悔しようが、あるいは逆に満足しようが、結果は何も変わらないのです。
 1日目が終わった時点でできることは、
2日目の試験に向けて万全を尽くすことだけです。入試はトータル点の勝負です。仮に1日目の出来が悪くても、2日目に挽回することは充分可能です。逆に、1日目の出来がとてもよくても、油断して2日目に失敗してしまったら元も子もありません。当たり前ですが、1日目が終了した時点でセンター試験はまだ半分しか終わっていないのです。明日、残り半分も残っているのです。

 そうはいっても、やはり1日目の得点は気になると思います。それは当然のことですし、みんなそうだと思います。しかし、その結果がよければ(意識はしなくとも無意識に)油断につながりますし、結果が悪ければ当然落ち込んでしまうはずです。よいことは1つもないのです。
 1日目の出来が気になるのは、誰でも同じです。そして、実際に1日目の自己採点をしている人は相当大勢います。だからこそ、そこを我慢してください。そして大事なのは、
気持ちをリセットして2日目の試験に集中することです。

 感触として出来がよかった場合、それは自分だけではない可能性が高いです。問題が比較的簡単で、平均点が上がることが予想されます。逆に、出来が悪かった場合は問題が難しく、平均点が下がることも予想されます。だから、1日目の出来に一喜一憂することはナンセンスなのです。その時点では何も分からないのです。だから、「大丈夫だろうか?」と考えても仕方がないのです。




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