3年生2月~3月(国公立前期~後期)

 やっと国公立前期入試が終わりました。ここまでセンター試験、私大入試、そして前期入試と続き、体力的にも精神的にもクタクタだと思います。だから、「これだけ頑張ったからもういいや」「これでダメなら仕方ない」と、緊張の糸がプツンと切れてしまう人がとても多いのです。これは、私が多くの生徒を見てきた経験、また自分が大学生だったときの周りとの会話から、ハッキリと言えることです。前期が終わってしまうと、それまでの頑張りが嘘のようにだらけてしまう、後期に向けてもうひと踏ん張りができない人があまりに多いのです。

 そうなるのは、これまで必死に頑張ってきたからなんだなと、気持ちは分かるのですが。しかし、あまりに勿体ないことです。前期終了から後期入試までは、わずか週間程度です。今まで頑張ってきた受験生活の期間からしたら、わずかな時間です。前期で絶対に受かっているのならいいですが、結果なんてふたを開けてみないと誰にもわからないことです。もし前期がダメだったら、後期までの週間頑張るか頑張らないかで、その後の人生が大きく左右されることだって十分あり得ます。
 後期が終わったら、本当に緊張の糸を切って大丈夫なのです。だから、あと週間、粘り強く頑張ってください。先ほど書いたように、本気で取り組まない人が多いからこそ、逆に後期は大きなチャンスなのです。倍率だけ見ると厳しそうに思えますが、競争相手全員が手ごわいわけではありません。最後の最後まで粘るだけでも、大きなアドバンテージを得られるのです。
 後期が終われば本当に最後。残る気力を振り絞って頑張りましょう。





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