3年生12月~1月(センター試験対策)

 今年ももう少しで終わり。年が明ければすぐにセンター試験です。
 国公立大学を受験する皆さんはもちろんのこと、私大を中心に考えている人もセンター利用などもありますし、センター試験は第一関門としてとても重要な試験です。国公立の場合は、ここで失敗してしまうと二次試験に出願すらできない状況に陥ってしまいます。ですので、この時期はセンター試験対策中心に取り組みましょう。
 難関大学などセンターより二次の配点が高い大学を受ける場合は、二次対策とのバランスを考えて取り組めばよいと思います。すでにセンターはある程度取れるからいいや、と全く対策をしていないと痛い目にあうこともあり得ます。二次試験とは問題傾向が全然違うので、少しはやるべきですし、1月になったらセンター中心にシフトした方がよいと思います。

 さて、センター対策はどのように取り組むべきでしょうか。基本的にはセンター対策だからといって特別なことはないのですが、重要なのは
実際のセンター試験やセンター模試の過去問を、時間を計って本番と同じように解いてみる
という訓練をすることです。
 センター試験は難しい問題ばかり出題されるわけではありませんが、量が多いです。ですので、時間が足りなくて解けなかったというのはよくあることです。しかし、同じ時間で全部解いている人もいるのですから、本当は時間が足りないのではなく、時間内に解く訓練が不足していただけなのです。
 例えば80分の国語。80分測って解く訓練をすることで、評論文・小説・古文・漢文それぞれの時間配分や、どんな順序で解くのがよいのかも分かってきます。これが、本番と同じようにという意味です。試験当日に何から解こうか考えていたのでは、明らかに準備不足です。どういう順序で、どういう時間配分で解くかが違うだけでも、点数は全然変わってきます。時間を計って解く訓練の中で、自分に最適な戦略を身につけておきましょう。




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