3年生12月~1月(試験当日と同じ生活リズムで)

 人間の頭は、起床してから3時間くらい経たないとフル回転しないそうです。ですので、試験当日は少なくとも試験が始まる3時間前には起きるべきです(朝食をとってから、余裕をもって試験会場に移動するために、当然そのくらいには起きると思いますが)
 しかし、これを試験当日にだけやろうと思うと難しいです。

 例えば、普段8時に起きている人。その人は、自分で気付かなくても、頭が一番よく働いているのは11時頃からなのです。もし10時から試験が始まったとすると、最初のうちは100%力が出し切れていない状況です。だから、もし10時試験開始なら、遅くとも7時には起きるべきとなるわけですが、普段8時起床の人がその日だけ7時に起きても、実は10時頃にはまだ上手く頭が働かないのです
 人間には体内時計があります。毎日の生活リズムを、知らず知らずのうちに身体は覚えています。だから、急に早起きしても頭の回転がそれについていかないのです。ということは、もし10時開始の試験で頭をフル回転させたかったら、普段から7時には起きるべきなのです普段から、試験当日と同じ生活リズムで過ごすべきなのです。

 就寝時間も同じです。試験本番が近付いてくると焦りも出てきますから、ついつい深夜まで勉強をしてしまいます。もちろん最後の追い込みは大切なのですが、あまり遅く寝る習慣が身についていると、当日前夜も寝付けなくなってしまいます。また、あまり就寝が遅いと体調を崩しやすくなってしまいます。それでは元も子もありませんね。
 ですので、焦る気持ちを抑えて、試験が近いこの時期は最低12時までには寝るようにした方がよいと思います。睡眠時間をきちんと取り、その分起きている時間に集中して勉強する方が効果的だと思います。

 センター直前のこの時期は、冬休みなど学校が休みの日も多く、また朝寒いので寝坊しがちです。試験当日と同じように規則正しい生活をし、本番で100%の力を出せる準備をしましょう。それも立派な努力です。




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