推薦(AO)入試を受験するかどうかは、多くの受験生が悩むところです。推薦(AO)入試を受けることには、メリットとデメリットの両方があるからです。
推薦(AO)入試を受けることにはたくさんのメリットがあります。まず、単純にチャンスが増えます。一般入試だけを受けるのに比べ、チャレンジできる回数が多くなるからです。
また、倍率が低いこともあり、合格する可能性は小さくありません。さらに、学力以外の要素も評価してもらえるので、一般入試では厳しそうな大学でも、合格する可能性があります。
そして、推薦(AO)入試の準備をする過程で、自分の中で志望動機が明確になり、より強い意志で受験に向かえるようになる、というメリットもあります。仮に推薦(AO)入試で不合格となってしまっても、その後の一般入試にプラスに働くでしょう。
一方で、デメリットがあることも理解しておかなければなりません。ひとつは、一般入試に向けての勉強時間が削られてしまうということです。志望理由書の記入や小論文・面接などの準備で、かなり負担が大きくなります。また、それらには正解がないため、どれだけ対策をすれば充分なのかハッキリしないということもあります。
そして、これが最も大きなデメリットなのですが、不合格だった場合には気落ちしますし、自分は受験した大学から否定されたのではないかとさえ思ってしまう人もいるようです。
推薦(AO)入試を受けるかどうか、まずはこれらのことを踏まえた上で判断すべきです。
そして、他にも考慮すべきポイントがありますが、次回に続けます。
|