推薦(AO)入試対策⑥:面接対策

 志望理由書を書く段階で、「アピールしたいこと」「これからやりたいこと」「その大学を選んだ理由」などが明確になっているはずなので、面接対策にはそれほど時間はかかりません。ですので、面接の準備はそれほど早く始めなくても大丈夫でしょう。

 具体的な準備としては、まずは想定される質問を箇条書きにします(「推薦(AO)入試対策④」で説明したように、学校や予備校の先生に聞けば必ず情報を得られます)。そして、それぞれに対して自分はどう答えようと思うのか、整理します。
 整理ができたら、誰かに面接の練習をしてもらいましょう。回数は、2、3回がよいと思います。あまりに何度も面接練習をすると、“自分の言葉”でなく“練習して身につけた言葉”になってしまうものです。場合によっては、暗記した原稿の棒読みのように聞こえてしまうことすらあります。
 1回目の練習でうまく答えられなかった内容を整理しなおし、再度練習するという流れがよいと思います。
 このとき、悪い点ばかりを指摘されがちなのですが、(もし言ってくれなければお願いして)良い点も教えてもらうようにしましょう。そうすることで、自信を持って面接に臨めるようになります。
 「悪い」と指摘された点については、すぐに直せそうなこと(猫背になっている、声が小さい、早口だ、など)は、必ず直しましょう。でも、すぐに直せることばかりではないはずです。(話が流暢でない、1つの質問に対する答えが長い、顔がこわばっている、など)直そうと思ったら時間がかかることもあります。それについては、可能な範囲で直せば大丈夫です。何でも完璧な受験生などいるはずがありません。欠点があるのは当然のこと、と開き直ることも必要です。面接で一番大切なのは、自信を持って臨むことなのですから。




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